葬儀に備えて

お葬式の費用の平均金額とは

葬儀費用の全国平均額は200万円弱と言われていますが、年々その金額は減少傾向にあるようです。家族葬や海や山にお骨を撒く自然葬や樹木葬など、葬式の形式も多様化になっています。お金の最も多くを占めるのが、葬儀一式です。祭壇・装具品の基本セットに火葬料、式場、雑費が、この項目に入るものになりますが、依頼する業者によってセット料金が変わってきますので、含まれる装具品や別料金となるものを確認するといいでしょう。

次にかかるものは、寺院費です。読経料や戒名料などで、寺社や教会によって大きく異なります。最後は、飲食接待費です。参列者に振舞う料理や飲み物と会葬返礼品ですが、会葬者の人数や内容で金額も大きく変わってきます。人の死を悼み行われる葬式に、「こうでなければいけない」ということはありませんので、平均費用に鑑みる必要もありません。遺族の想いや故人の遺志に沿った葬式を、予算内で行うことが一番です。